2025

暗号資産でこんな買い物もできる!ユニークな活用法6選

ビットコインやイーサリアムといった暗号資産(仮想通貨)は、なんとなく投資用として保有しているだけ、という人は多いかもしれません。しかし最近では、暗号資産を現金やクレジットカード払いと同じように、実際に使う選択肢がどんどん増えてきているのです。

とはいえ、「実際にどこで使えるのか」「初心者には難しくないのか」と疑問を抱いている人も少なくないはず。そこで本記事では、あまり知られていない、しかし実用的なユニークな暗号資産の使い道を6つご紹介。これを機に、ただ保有するだけでなく、日常の中で実際に使ってみるという選択肢を検討してみましょう。

1. オンライン麻雀に挑戦

麻雀といえば、日本では古くから親しまれている頭脳ゲームですが、プロ麻雀のチーム対抗戦リーグ「Mリーグ」が2018年に発足したことを機に、プレイヤー人口をどんどんと増やしています。そして、こうした盛り上がりの中で、自身のスキルをさらに磨きたいという人たちの間で注目を集めているのが、mahjong365.comのようなオンライン麻雀です。

オンラインでプレイできる最大の魅力は、何といっても「いつでもどこでも楽しめる」こと。一方で、これに加えて見逃せないのが、暗号資産を使ってプレイできるという点です。ビットコインやイーサリアムで参加費を払うことで、報酬を獲得。しかも、その報酬は暗号資産として受け取れるため、遊びながら投資しているような感覚も味うことができます。

2. 宿や航空券の予約

円安の影響により、「海外旅行は高くて行けない」と感じている人が増えていますよね。しかし、もし宿や航空券の予約に暗号資産が使用できれば、為替の影響をあまり気にせずに旅行を楽しめるかもしれません。

実は、旅行予約サービスを展開する「Travala」では、ビットコインやイーサリアムに加えて、独自トークンであるAVAなどによる予約が可能。すでに230カ国以上、300万件以上の宿泊施設と提携していることが報告されています。

また、今年の2月には旅行比較サイト「トリバゴ」との提携も開始。トリバゴの在庫もTravalaに反映されるようになり、旅行先候補がますます拡大しています。

3. 宇宙旅行を体験

暗号資産を使った旅行は、飛行機やクルーズ船だけにとどまりません。なんと、宇宙を旅する気球ツアーも、暗号資産を通じて叶えることができます。

たとえば、宇宙旅行会社「Space Perspective」は、気球型宇宙船「ネプチューン」のチケットを1人あたり12万5,000ドルで暗号資産による支払いで販売

また、暗号資産TRONの創設者であるジャスティン・サン氏は、米宇宙企業ブルーオリジンの宇宙船「NS-34」に自ら搭乗することを発表。暗号資産の業界を代表する人物がロケットの座席を実際に購入していることからも、暗号資産は宇宙クルーズの夢を現実に近づける存在になりつつあるといえそうです。

4. 高級時計やジュエリーの購入

かつては1万ビットコインでようやくピザ2枚しか買えなかった時代もありました。それが今では、ビットコインでロレックスを購入することができます。

オンライン高級ブティックで「BitDials」では、実際に暗号資産の支払いに対応。ロレックスやオメガなどの高級時計のほか、ダイヤモンドや金のアクセサリーなども購入可能です。

値上がりした暗号資産を、価値あるモノに変えて腕に身につける。夢のある活用法ですよね。

5. ギフトカードの活用

AmazonやApple、Google Playでの買い物は日常茶飯事でしょう。そして、BitrefillやCoinsbeeといったオンラインサイトを利用することで、これらのプラットフォームで使えるギフトカードを暗号資産で購入することが可能です。

つまり、ギフトカードを通じて、日常の買い物に間接的に暗号資産を使えるということになります。スマホのアプリ課金や日用品の購入、ちょっとしたプレゼントにも使えるため、暗号資産に慣れていない人でも気軽に始めやすい方法といえそうです。

6. NFTアートをコレクション

暗号資産は、デジタルアートを意味するNFTの購入にも活用できますが、その使い道は年々広がりを見せています。

興味深いのは、単なる作品の売買にとどまらない点です。たとえば、2024年には、ウクライナの文化継承と戦争周知を目的としたNFTコレクション「CryptoCossacks Club」が誕生。作品が売れると、利益の一部がウクライナ支援の慈善団体へ寄付される仕組みを採用しています。

日本でもこうした動きは活発で、日本語コンテンツとしては、現代アーティスト・村上隆氏が2022年に「Murakami.Flowers」をリリース。スーパーフラットの世界観と1980年代ゲーム風ピクセルアートを融合させた11,664点の一点物NFTコレクションで、購入後はアバターやSNSアイコンとしても活用できることを特徴としています。また、2024年1月には11,664点の中から、108個のシークレットフラワーズの発売を発表し、継続して話題を呼んでいます。

暗号資産でお気に入りのアートを自分のものとして所有するという体験は、これまでになかった新しい楽しみ方と言えるでしょう。

まとめ

暗号資産という言葉を検索すると、今でも多くの記事が「投資対象」として特集していることがわかります。特にデジタルに不慣れな人にとっては、「暗号資産は一部の人たちの資産」という印象を持っているかもしれません。

しかし、本記事でご紹介してきたように、暗号資産はすでに投資対象の枠を超え、日常生活の中で使える実用的なツールへと進化しつつあります。今回共有した事例を参考にして、自身の興味やライフスタイルに合った使い道を見つけて、暗号資産をより自由に活用してみてはいかがでしょうか。

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